2017年9月24日(日)に北九州市で行われた『みんなの学校』上映会と木村元校長先生の講演会が終わりました。
以前、記事にさせていただいたこともあり、その後、どうなったのかというお声もいただきましたので、ここに当日の様子を記したいと思います。尚、これは主催者側の総括でもなく、映画を見た私一人の感想であることをご了承くださいね。

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みんな感動していた

みんなの学校 上映会
上映会と講演会が終わった後、泣いている人もいた。

参加者の中には「私は号泣している人を数人見た。」という人もきっといると思う。

晴れ晴れとした顔をしている人もいた。

「次は、わしが動かねば…」と決意を新たに次の行動へ向かうべく雑談もそこそこに帰る人もいた。

会の段取りについて謝りつつ、会心の笑みを浮かべている木村先生と古賀さん(主催者)もいた。(推測)

 映画を2度見た感想

みんなの学校 上映会
私が映画『みんなの学校』を見たのは2度目なんです。前回は同じ北九州市で今年の3月に見ました。

正直言って、1回、見たし、今回は先生の講演会だけでいいかなと思っていたんです。
でも、それは間違いだったんです。

なぜなら、2回目は、ストーリーはわかっているので今回は、子どもたちや先生、 ボランティアの大人の方々の表情をじっくり見る余裕があったから。
映画の細部までしっかりと味わうことができたんです。

私が選んだベストシーン 2つ

映画に没頭し過ぎて、名前をメモできてなくて残念です。

  1. パトレンジャーの方に蹴りを入れた男の子(後ろを狼の髪の毛のように長くしていてその後、切った男の子)がカメラに向かってガンを飛ばす目。怒りの張り付いた顔。/ それは、これまで10年余り生きてきたこの子が親や周りの人から浴びせられらた視線を表しているのかもしれない。その心を外に出すまいと顔を固くし続けてきた証拠だとも思えた。カメラマンさん、よくこの眼差しをとらえてくれました。
  2. 本気で子どもを怒鳴りつけた新卒の先生に対して、木村先生が「あんたのそれ(怒り方)は子どもにとって凶器やで」と言ったシーン。「目を離したすきに、あの子がこんな世界が嫌になったと、窓から飛び降りて自殺したらどうするんや!」と諭す。/ そうなんだ、子どもにとって大人の怒声は凶器なんだよ。死にたくなるくらいなんだよ。
    自分の幼い頃と重なった。そして、子どもの自殺の原因の一つを知った。

私はこの映画は大人も見てほしいと思う。

なぜか。

子どもでなかった大人はいないから。子どもの気持ちに共感できない大人は本来、いないから。
必ず、あなたの今を作っている部分に響くことがある。

この映画には大人も出てくる。
今回、私は、座親先生(新任の先生)のおかげで子どもにとって、「大人の怒声が凶器」ということを思い出せた。

幼い頃からの記憶が蘇り、毎日、おびえ傷ついていた自分が日の元にさらされ、そして、昨日、癒された。

すべてつながっている。

私が、普通に子育てをしていたあの頃、

座親先生は木村校長に怒鳴られているところを撮影されて、私の苦しい記憶を解放するべき種をまいてくれていたということになる。

時間と場所を超えて、自分が誰かの役に立つことになるとは知らずに。

座親先生、すごいぞ!

ありがとう!!

まだまだ、名シーンはたくさんあった。
私の斜め後ろの席のおじさんも納得の声を上げたり、小さく笑ったりしていた。(みんなシーンと見入っているからわかるんだよね。(笑)。)

でも、私のつたない文章を読むよりも、今回、映画を観たみなさんはご自分の記憶をたどってほしい。
きっとあなただけの名シーンがあったはずだ。

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『陽気に行こう』は大合唱できたのか

答えは「YES!」
とにかく歌うことはできた。

私は、前回の記事で大空小学校で歌われる歌として高石ともやさんの『陽気に行こう』を紹介した。
きっと今回の会場で歌われるはずだと。

でも、その時には、この歌まで行きつくことがあんなにもハラハラするとは想像もしていなかった。

木村先生には段取りが正確に伝わっておらず、私たちももっともっと、先生の話の続きが聴きたく、終会の定刻 17:30を過ぎても先生のお話は終わることなく、

主催者の方々とのパネルディスカッションタイムはぶっ飛んでしまった。

(まだあの時点では、みんなが気になる、大空小学校の卒業生のその後がまだ語られていなかったと思う。)

とにかく大急ぎで歌った『陽気に行こう』だった。

手の振りもあったなんて聞いてなかったよ。
隣の男の人の手に触れてしもうたし。(笑)。

でも、最高に楽しかった。これが大空小のやり方なんだと思えた。
学びってこんなもんなんだ。

昨日の会場には学校に行けてない子どもたちもいた。

日常生活をうまくいけてない大人たちもいただろう。

そんな人たちにとって、こんなおっちょこちょいな木村先生が(失礼)大空小学校の校長先生だったという事実にどれだけ励まされただろうか?

子ども達が、

「どの大人も学びの途中なんだ!!」

とわかってくれたとしたら、それに勝る価値は他にあるだろうか?

大人の威厳?そんなん、いらんいらん。

毎日のテレビ、見てたら、もうばれてるで。
大人こそボロボロだってこと。

それより、みんなで学びあえばいいんだよね。

まとめ

この映画で、一番印象に残ったシーンのことを実は、まだ書いていないので、
最後に告白したいと思います。

 

開校の年の4月に突然、転入してきたその子は
始業式当日現れて、体育館をダッーーーと走りまわった。

その子はいつも教室を脱走する。
(もちろん、いわゆる問題児)

雨の日も脱走した。
追いかけて、滑ってこける先生。
その子のとった行動。
その後のその子。

このエピソードを木村校長先生が語る、というシーンです。

大空小の奇跡をすべて説明しているような気がして胸が熱くなりました。

 

その時に大空小に吹いた奇跡のようなある風は、大空小をずっと後押ししてくれていた正体なのかもしれないなあと思いました。

……みなさんも『みんなの学校』を観てください。

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