認知症と診断された親が突然、食欲がなくなり、食事を食べなくなったということがよくあります。
せっかく作っても食べてもらえないと料理の作りてとしても甲斐ががくがっかりしてしまいますよね。

そんな時に考えられるお年寄りの状態と簡単にできる対策をまとめました。(^^)/

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慢性疾患は悪化していないか?

認知症 食べない
以前は美味しく食べていたものも食べなくなった場合、もしかしたら慢性疾患の悪化などの原因があるのかもしれません。

まずは、身体的原因のチェックを行うことが第一です。

心筋梗塞や肺炎など、思わぬ重大な病気が原因になっていることがありますからね。
お医者さんに相談するなどして病気が原因ではないか確認してみましょう。

病気でなければ、歯のトラブルがあるかもしれません。
虫歯が痛んでいたり、入れ歯が合わないなどのお口のトラブルを抱えているかもしれませんよ。

食欲低下の原因として歯の状態は大いに関係してきますよ。

私の伯母も特養老人ホームに入所する前に遊びに行くと、歯が合わなくてよく食べられないとこぼしている時がよくありました。

伯母は認知症でなかったので、自分で理由を話してくれたので周囲の人間は、食べられない原因を知ることができました。

でも、認知症の症状によっては、自分の状態を話せないということがよくありますよね。

薬の副作用は?

新しく処方された薬があったなら、その薬の副作用にも注意してみましょう。
副作用で胸やけやむかつきが起きることはよくあります。

この場合、食事以外にも日頃の日常生活で変化がないか特に気をつけてください。

ふさぎがちになったとか、夜、興奮するようになったとかなど薬を飲み始めた時との関連はないでしょうか。

本人の大好物を食べさせる

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上記のような外的要因が見つからない場合は認知症が原因である可能性が高いそうです。

認知症が深くなると食べるという行為自体が面倒で難しく感じることがあるようです。

こんな時は出前で大好物のお寿司をとったり、家族みんなで外食をしたり、家族でパーティーを開くなどして
「食べる楽しさ」を演出するというのも手ですよ。

「嚥下が難しくてお寿司なんてとても食べられそうにない?」
と思えそうでしょ?

でも、これまで柔らかい介護食しか食べられなかったお年寄りが回転寿司でパクパクとイカのお寿司を食べたという例もあるんですよ。

普段はすぐにむせて食欲がないような人でも、ビールだけは絶対にむせないという人もいるそうです。人間の身体って面白いですよね。

おいしくて楽しい食事が、何よりの食欲増進になっているんですね。

私も生涯、健康的な食事を大切にしなくてはと思う方でしたが、この頃は、考えを改めつつあります。

年齢を十分、重ねてきたお年寄りには、好きなものを食べるということが一番、生きる喜びになるのかもしれませんね。

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手づかみで食べるようにする

認知症 食べない

みなさん、食べ物をスプーンで口に入れられたことはありますか?
(私は、赤ちゃんの頃、3つ上の兄から、閉じている口を無理やり開けさせられて食べさせられて泣いている記憶があります。)

これはタイミングが合わないとかなりなストレスなんですよね。

まだ噛んでいるのに次のものを入れようとされたり、自分の好きでないものを食べさせられたり。

食べる=生きる ことに直結しているからかもしれませんが、自由を奪われた感じなんです。

だから、食欲も出ない となっているのかもしれません。

もしお箸の取り扱いが難しくなってきたお年寄りで、スプーンによる食事介助が始まっているのなら、

いっそのこと

「手づかみでどうぞ」

と言ってあげるのも手かもしれませんね。

「手づかみなんて汚い?」
「行儀が悪い?」

……ですか。

でも、サンドイッチだってハンバーガーだって誰だって、手づかみですよね。
そうそうおにぎりだって。(お箸は使いませんよね?)

食事の前後でお手拭きで手をふけば、汚れもそんなに気になりませんよね。

認知症のお年寄りにとって
手づかみ食べは、自分の好きなものを好きなタイミングで楽に食べることができる方法なんですよ。

スプーンで介助するより食べてくれることがあるそうですよ。

食べる喜びが、生きる気力になって生き生きとした姿に戻るとすれば、介護する側も報われた気がして、ホッと嬉しくなるものではないでしょうか?

参考文献:認知症ケアQ&A 三好春樹著/東田勉 編集協力

まとめ

病気の悪化以外に、病院に行っても、食べてくれない理由がわからないことがありますよ。
そんな時は是非、この記事を参考にしてみてくださいね。

認知症のお年寄りとの意思の疎通ができない場合、こちらの常識は、時には邪魔になる時がありますね。

私もスプーンで食べさせられることの不自由さの記憶があったので、お年寄りの口に押し込まれるより、手で食べた方がいいという 気持ちを想像することができました。

やはり、

山吹さん

目の前で起こる家族の介護への思いは、自分の記憶の追体験かもしれないわ。

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