認知症に限らず、「介護の必要な親に要介護認定を受けさせるのに苦労する」という話はよく聞きます。
まともにぶつかって説得しようとすればするほど話がかみ合わず、介護される側もする側もつらい結果になってしまいかねません。

けれども、話の持って行き方次第で、要介護認定をあっさり受けてもらえることがあります。

是非、参考にしてみてください。

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親が要介護認定を受けてくれない

要介護認定 受けたがらない

認知症の症状が出始めると、トイレの失敗も増えたり、昼夜が逆転したりして介護する側の負担もほっておくと日増しに増えてきます。

そして、その負担を軽くしたい、または本人のためにデイサービスにでも行ったらいいだろうと思っても、要介護認定への猛烈な拒絶にあうと、本当にがっくりしてしまいますよね。

まずは要介護認定を受けてもらわないと適当なサービスを受けられないのですから、家族としては大きな問題になってきます。

要介護認定 拒否のかげにある心理

今のお年寄りが若かった頃は公的な介護サービスは整っていませんでした。

お年寄りは家族に介護してもらうのが当たり前だったんですね。

昔は今のような核家族ではなかったので、介護側に回る手も分担でき、お嫁さんや息子、娘、配偶者の一人だけに負担がかかるということも少なかった時代でした。

家族だけの介護が当たり前な時代を生きてきたお年寄りにとって、今の税金を使った福祉サービスを受けることに抵抗があるという方は少なくないんです。

そう考えてみると、

「国民の税金を自分のために無駄に使いたくない!!」

という立派な心がけだとも言えるんです(笑)。
自分たちの権利は利用しなくちゃ損、という風潮の中、
感心しますよね。

なので、まずはいったんほめて認めてあげるといいと思います。
でも、次に、

「自分たち(被介護者)の払ってきた介護保険料から出るお金なので、税金泥棒などにはなりませんよ。」

と教えてあげます。

(でも、実際は介護保険の財源は、税金から負担されているんですけどね。)

ということを教えてあげましょう。

よく聞くのが

「他人様のお世話になるのは絶対にイヤです!」

といった言葉ですね。

昨年、亡くなった私の伯母も足腰が不自由になって、介護の話もちらほら出てきた頃、このセリフを言っていました。

伯母と仲の良かった私は、

「では、伯母の担当になって、面倒みてあげよう。」と

ヘルパーの資格を取ったのです。

(結局、身内は担当から外されるルールがあり、この思いは実現しませんでしたけどね。
ちゃんと調べてから動かないといけないんだなと反省しましたが。
でも、ヘルパー時代の経験は今、役に立っていますけどね。)

話がズレてしまいましたね。
ごめんなさい。

とにかく、被介護者であるお年寄りにこちらが
「要介護認定を受けてほしい」
と言えば、

「あなたの介護を家族は負担に感じている。」

とマイナスのメッセージととらえ、責められている感覚になり、頑なに拒否するということにつながることもあります。

または自分が介護されていることに気づいていないお年寄りもたくさんいます。

だから、要介護認定の必要性は感じていないので、こちらの提案をはねつけるわけです。

そのへんの認知症のお年寄りとの意識のズレをまず理解しましょう。

まともに理詰めで説得しようとしても、通じないと思った方がこちらも楽ですよ。

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これなら親も納得

本人が認知症の現実、介護が必要であることを受け入れがたいようならば、すべてを説明する必要はありません。

ここはお役所に登場してもらいましょう。

「市役所の調査で、○歳以上の市民全員の健康状態を確認しにくるようですよ。」

とか

「今度、法律で○歳以上の人はこの調査を受けることが義務づけられたそうですよ。」

などと言ってみましょう。

政策で決められたことだと説明することで、納得する場合が多いようです。

よく国勢調査などで全国民に対していろいろな調査を行いますよね。

あんなイメージを持ちながら話すと、自然に伝わるのではないでしょうか?

認定調査員の前で、普段はできないことを「何でもできる!」と言って困ります

認定調査員が来た時のあるあるなのですが、お年寄りが実際はできなくても
何でも「できる」「自分でやっている」と言ってしまうということがあります。

そうすると、要介護にならなくなってしまうこともあるので問題になり避けたいところです。

かと言って、本人のいる前で

「いえいえ、これもあれもできないでしょ!?」

と本当のことを言うと自尊心を傷つけてしまい、今後の家族関係が悪化しかねません。

それを防ぐためには、介護する人はあらかじめどのような場面で介護に困っているかを具体的に書き留めておき、それをそっと認定調査員に渡すとよいですね。

質問されることはこちらなどを目安にされるとよいでしょう。
認定調査票 概況調査

調査員の方でも、電話のアポイントの時などに、本人抜きで話す必要があるかどうか尋ねるようになっているそうです。

前もってメモをまとめておかれるとよいですよね。

まとめ

以上、要介護認定を受けやすくなるポイントをまとめました。

いざ介護となったら、核家族の手だけでは足りません。
人数はいたとしてもどうかしたら、老老介護になっていることもありますよね。

是非、この要介護認定は、スムーズにクリアしてください。

 

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