お正月になると高齢者が、お餅をつまらせる事故がよく聞かれますね。そのような悲しい事故は、どのようにしたら防げて、おいしいお餅を安全に味わえるのでしょうか。原因と対策をまとめました。家族とご自分のために是非、知っておくと安心ですね。

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お餅を詰まらせてしまう原因は?

お餅を詰まらせない方法
高齢者は加齢のため、筋力が低下したり、奥歯がなくなったりして、噛む力や、飲み込む力、のどに詰まったものを吐き出す力が弱まっています。

唾液の分泌も減って、お餅がのどにくっつきやすくなっています。

お正月は寒い時期なので、身体機能も低くなっています。

普段は自分で、無意識に自覚できていて、食べる量を減らしたり、柔らかいものしか食べなかったりして、調整できているんですけどね。

逆に、家族としては、親がそんな兆候があったら、

「嚥下機能も低くなっているな。」

と思って今までより注意してあげるといいですね。

 

今日子先生

お餅はやはりどうしても高齢者にとってハードルが高い食べ物だと言えるのね。

お餅を詰まらせない対策は?

 

お餅 詰まる 対策
では、お餅を詰まらせないためには、どのようなことを心がけたらよいのでしょうか。

      • 食べる前にお茶などを飲み、口やのどを潤しておく。
      • お餅は一口大よりも小さめに切る。
      • よくかんで唾液を絡ませ、のみ込みやすくする。
      • お餅を食べる時は黙って食べる。しゃべりながら食べると詰まらせやすい。
      • お年寄りがお餅を食べている時は、家族は目を離さないようにする。

    こう並べてみると心がけることがたくさんあるような気がするのですが、
    普段の食事の時にも注意して習慣化していればいいことがほとんです。

    うちの母なども昔から、そう言えば、食事の前には一口お茶を飲んでから食べていますね。
    本人が自然とやってくれていることもあるので、家族は普段から注意してみてくださいね。

    おばあちゃんの知恵袋や、昔からのしつけなどに載っていることもあり、
    案外、マナーとして身についているものもありますよ。

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    やってはいけないこと

    お餅 詰まる 原因
    お餅をお茶などで餅をのみ下すことはよくないんです。

    固体と液体とでは、のどに入るまでの時間が異なるので、同時にのみ込むと、液体が気道に入りかねないのです。

    お茶を飲むときは次のようにしましょう。

    1 お餅をのみ込んで、
    2 口の中に何もない状態になってから、
    3 お茶を飲むようにする。


    食べ物をお茶で流そうとすること…。

    これはついやってしまいがちな気がします。
    是非、注意してあげてください。

    介護食品の利用も

    お餅の食感や風味を再現した介護食品の利用もよいですね。

    のみ込む力や、歯の具合などお年寄りのの普段の様子に合わせて選んで、準備されておくのも
    お勧めです。

    まとめ

    ●縁起物でもありますし、この時期に
    「お餅を食べたい」
    と言う気持ちを理解してあげる。
    (飲み込める力があるのに、頭ごなしに危ないから食べるなと言うのも、かわいそうな気がします。)

    ご本人と相談して、お餅の切り方を決めるとよいですね。

    (小さく切ると「年寄り扱いして」と怒る方も出てくるのですが、
    そこはやんわり自尊心を傷つけないように言ってあげてくださいね。)

    ●家族がそっと見守る。

    お茶の飲み方や、食べ方を家族が注意してあげることで
    「こうすれば防げたのに…。」
    という後悔を減らすことができます。

    ●お正月こそ感謝。

    そういったお餅の事故が今まで起こらずにきたことや、家族が無事に過ごせていることは本当に有り難いことですよね。

    まずは、お正月はそのことに感謝したいですね。

    食べ物も味わって食べるようになり、
    結果として、お餅を詰まらせてしまうような事故も減るのではないでしょうか。

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